本ページはプロモーションが含まれています。

【50代で家づくり】実家を売却するための名義変更に問題浮上!

お金のこと
スポンサーリンク

離婚後、二人の妹と三姉妹で暮らすことになり、実家をリフォームするつもりで住宅展示場を見学していました。

ところが、さまざまな話を聞くうちに、「リフォームではなく、新しい家を建てよう」という結論に。

そのためには、母が残してくれた実家をどうするか決めなければなりませんでした。

今回は、亡くなった母名義の実家を相続し、名義変更から売却を決めるまでの体験をお話しします。

スポンサーリンク

実家の名義は亡くなった母のままでした

三姉妹で新しい家を建てることが決まり、いよいよ具体的な準備を進めることになりました。

そのためには、今住んでいる実家をどうするか決めなければなりません。

私たちは、思い出の詰まった実家を賃貸にするか、それとも売却するか何度も話し合いましたが、最終的には売却する方向で考えることにしました。

ところが、そのとき初めて大きな問題に気づいたのです。

実家の名義が、亡くなった母のままになっていたことです。

「そういえば、名義変更なんてしていなかった……。」

母が亡くなったときは、家を売る予定もなく、そのまま二人の妹たちが暮らしていました。私自身、結婚して離れて暮らしていたのでそのことをすっかり忘れていました。

しかし、不動産会社へ相談すると、

「まずは相続登記を済ませないと売却できません。」

と言われました。

私はそのとき初めて、「相続登記」という言葉を真剣に意識しました。

家は自分たちのものだと思っていても、法律上はまだ母の名義のままでは売ることができないのです。

家を建てる準備を進めたい気持ちはありましたが、その前にやらなければならない手続きがあることを知りました。

こうして私たち三姉妹は、実家を売却するために、まず母から私たちへの相続登記(名義変更)を行うことになったのです。

今振り返ると、このとき初めて「家を相続する」ということの大変さを実感しました。家を受け継ぐだけなら何も問題ないと思っていましたが、いざ売却しようとすると、思っていた以上に多くの手続きが待っていたのです。

司法書士に頼まず、自分たちで名義変更することに

相続登記が必要だと分かり、まずは司法書士へ依頼した場合の費用を調べてみました。

もちろん、専門家にお願いすれば安心です。

でも、家を建てることが決まったばかりの私たちにとっては、新築には何かとお金がかかる時期でした。

住宅ローンはもちろん、引っ越し費用や家具・家電など、これから出ていくお金を考えると、少しでも節約したいというのが本音です。

「自分たちでできるなら、その分を新築費用に回したい。」

三姉妹で話し合い、思い切って自分たちで相続登記に挑戦することにしました。

とはいえ、登記なんて一度もやったことがありません。

「本当に素人でもできるの?」

正直、不安しかありませんでした。

そこで、まずは法務局へ相談に行ってみることにしたのです。

難しい説明をされるのではないかと身構えていましたが、実際に対応してくださった職員の方はとても親切でした。

必要な手続きの流れを一つひとつ丁寧に説明してくださり、「この書類を集めてください」「ここに記入してください」と分かりやすく教えてくれました。

さらに、相続登記の手順が書かれた説明書までいただき、「これなら何とかできるかもしれない」と少し安心したのを覚えています。

もちろん、簡単だったわけではありません。

それでも、最初の一歩を踏み出せたのは、法務局で親身に相談に乗っていただけたおかげでした。

「分からないから無理」と諦めず、まず相談してみることの大切さを、このとき初めて実感しました。

私たちは自分たちで名義変更をしましたが、この時は私が無職で時間があったためにできたことだと思います。

多少のお金がかかっても、時間がとれない場合は専門家に任せた方が無難かもしれません。

母の出生の戸籍がない!一番苦労したのは戸籍謄本集め

法務局で説明を受け、必要書類を集め始めた私たち。

ところが、ここからが本当の苦労の始まりでした。

相続登記では、亡くなった人の出生から死亡までつながる戸籍謄本が必要になります。

最初は「役所へ行けばすぐにもらえるだろう」と簡単に考えていました。

ところが、そう簡単にはいきませんでした。

母は結婚や転籍をしていたため、本籍地が何度も変わっていたのです。

そのたびに戸籍は別の市町村で管理されるため、一か所でまとめて取得することはできません。

「あの戸籍はこちらの市役所です。」

「その前の戸籍は別の自治体になります。」

そんな説明を受けるたびに、次々と新しい役所へ請求しなければなりませんでした。

そして、一番驚いた出来事が起こります。

母が生まれた当時の戸籍が見つからなかったのです。

調べていくうちに分かったのは、母は現在の北海道ではなく、樺太(現在のサハリン)で生まれていたことでした。

そのため、日本国内の役所には出生時の戸籍が残っていなかったのです。

「戸籍がないなんて、そんなことがあるの?」

私も妹たちも初めて知ることばかりで、本当に驚きました。

そこで必要になったのが、外務省が発行する『戸籍が存在しないことの証明書』でした。

そんな制度があることすら、このとき初めて知りました。

必要書類を確認し、申請して、証明書が届くまで待つ。

さらにその書類を法務局へ提出する。

思っていた以上に時間がかかり、「相続登記ってこんなに大変なんだ」と何度も感じました。

家を売るためには、まず名義変更を済ませなければなりません。

「あと少しで終わる。」

そう思っても、新しい書類が必要になるたびに手続きは振り出しに戻るような気持ちでした。

それでも、一つずつ書類をそろえていくしかありません。

今振り返ると、家を売るよりも、この戸籍を集める作業のほうが大変だったと感じています。

もし親御さんの本籍地が何度か変わっていたり、海外や樺太など現在の日本とは異なる地域で生まれている場合は、私たちのように通常より時間がかかるケースもあります。実家の売却を考えている方は、早めに相続登記の準備を始めることをおすすめします。

やっと終わった相続登記。一つ肩の荷が下りました

必要書類がすべてそろい、いよいよ法務局へ相続登記の申請をしました。

「これで終わりかな。」

そう思っていたのですが、現実はそんなに甘くありませんでした。

法務局から連絡があり、書類の一部を修正する必要があるとのこと。

「またか……。」

正直、少し気持ちが折れそうになりました。

でも、法務局の担当者の方は、「ここをこのように直してください」と丁寧に教えてくださったので、そのとおりに修正して再提出しました。

そして数日後。

無事に相続登記が完了したという連絡を受けました。

母の名義だった実家が、正式に私たち三姉妹の名義になった瞬間です。

あのときは本当にホッとしました。

戸籍を集めるところから始まり、何度も役所へ問い合わせをし、法務局へ足を運び、ようやくここまでたどり着いたのです。

「これでやっと家を売る準備ができる。」

そう思うと、大きな肩の荷が下りたような気持ちになりました。

今回、自分たちで相続登記を行ったことで、かかった費用は登録免許税と戸籍謄本などの必要書類の取得費用を合わせて約8万円弱でした。(今はもう少し上がっているかも)

もし司法書士へ依頼していたら、これに加えて5万~10万円ほどの報酬が必要だったと思います。

もちろん、専門家へお願いすれば安心ですし、複雑な相続では依頼したほうが良いケースもあるでしょう。

でも、私たちのように時間をかけられるのであれば、法務局へ相談しながら自分たちで手続きを進めるという選択肢もあると感じました。

決して簡単ではありませんでしたが、その分、「自分たちでやり遂げた」という達成感はとても大きなものでした。

こうして相続登記という大きな壁を乗り越え、ようやく私たちは次のステップ――実家を売却するための準備へと進むことができたのです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました