英語を話せるようになるために一番大切なのは続けることです。
どれほど語学のセンスがあり、好奇心が旺盛でも持続力がなければ英語を習得することは出来ません。
多くの人は英語をペラペラペラ話せるようになりたいという願望を持ち英語の勉強に挑みます。
しかし、ほとんどの人が英会話をマスターできないのは途中で挫折してしまうためです。
このページでは、英語の勉強を長続きさせる秘訣をお伝えしています。
英語の勉強するペースを無理に決めない
何でも始めるときは「頑張ろう」として無理なスケジュールを組み勝ちです。
1日3時間は英語の勉強をするとか、毎日オンライン英会話しようとかするのは良いのですがあまり過密なスケジュールを立てると負担になってしまう可能性が高くなります。
何でもやり始めの時はモチベーションが高くなり、欲張って過密なスケジュールをこなそうとしてしまいます。
すると、一度でもそのスケジュールに添うことが出来なくなってしまうと投げやりになって続けるのも億劫になってしまいます。
これは、真面目な人ほど陥りやすい心理状況です。
スケジュールを立てる場合は、なるべくゆとりが有るように立てるべきです。
英会話のレベルの到達地点を高く持ちすぎない
貴方は英語のをどれくらい話せるようになりたいと思いますか?
1人で海外に行っても困らない程度?
洋画をサブタイトル無しで見る事が出来るくらい?
ネイティブと遜色なく英会話が出来るまで?
目標は様々ですが、あまり高すぎる目標を立てすぎると挫折する原因になります。
英語を始める際、多くの人は英語をペラペラ話せる帰国子女のようになりたいとか、洋画をサブタイトル無しで見る事ができるようになりたいと言います。
しかし、どちらも結構ハードルが高いと言えます。
これまで、英語を勉強したのに上手くならないからと言って辞めてしまった多くの人は思い当たるのではないでしょうか?
先ずは、長期でのスタンスを持つことです。
例えば、1年で相手の言っている事を何となく理解し、2年目で一言だけでも返せるようにし、3年目で1対1なら英会話が成り立つようになると言うような感じです。
英語が片言でも話せるようになるまでには時間がかかります。
良く、ネットでも数ヶ月で英語がペラペラになるという謳い文句で出している英語教材や英語学習法を見かけますが、ハッキリ言ってあまり真実みが持てません。
先ずは、英語を話せるようになるためには相手の言っている事を瞬時に理解する必要が有ります。
相手が言っている内容を理解するためには、英語の発音を正しく聞き取れることが大前提です。
聞き取れるようになるまでは、毎日英語を聞いていたとしても聞く量にもよりますが半年〜1年はかかると思います。
そして、相手の言うことが分かるようになっても直ぐに英語で答えられるようになるまでは更に時間がかかります。
英会話をする時、相手の言っている事を一旦日本語に訳す人がいますがこれでは瞬時に英語で答えられるようにはなりません。
英語を学習し始めた当初から日本語に訳すクセがつくといつまでも抜けきれないのでイメージで意味を把握するように心掛ける事が大切です。
英会話の楽しみを見つける
英語学習が長続きしない原因の一つとして「つまらない」と言うことが上げられます。
つまらなければ何事も長続きしません。
ましてや英会話の勉強は義務でもなく、差し迫った目的がなければ日本に住んでいる限り英語が出来なくても生きていけるのです。
例えば、洋画をサブタイトル無しで見る事が出来る様になると日本語の意味と実際に俳優が言っている意味が微妙に違うことに気付きます。
それは、洋画にサブタイトルを付ける場合、字数が限られていることがあるためかなり意訳されているからです。
私の場合、その意味を見つけると何となく嬉しくなりそれが英語学習のモチベーションにも繋がりました。
また、海外の書籍を原書のまま読んだり、ユーチューブなどの海外の動画を見たり、海外旅行に行ったり自分の楽しみを見つけると英語学習が楽しくなります。
英語が上手く話せなくても卑屈にならない
日本人は外国人に話しかけられると「間違ったらどうしよう」と言う思いから英語で答えることが出来ない人が多くいるようです。
でも、日本人にとって英語は第二外国語でしかないので上手く英語で返せなくても、間違っても仕方が無いのです。
これが、日本人がいつまで経っても英会話を上手く話せるようになれない原因です。
私が英会話を勉強しようと思ったきっかけは、仕事で観光案内所に配属されたことでした。
必要に迫られて英会話の勉強を始めたのでしたが、もちろん最初からペラペラ話せるわけではありませんでした。
しかし、外国人達は否応なしに観光案内所に来ると英語で話し始めます。
何も答えないわけにはいきません。
間違っても、下手くそな英語でも答えなければならないのです。
それを分かってか、外国人観光客はゆっくり話してくれて間違っても訂正してくれました。
それから、英会話の勉強をしながら相手の言っている事も理解できるようになり、何とか英語で答えられる様になりました。
最初の頃、私が良く使っていた英語は、
Where to?(何処行くの)
と
Take care.(気を付けて)
です。
これは、英語超初心者だった頃にとても重宝した言葉です。
まとめ
英語の勉強を長続きさせる秘訣をお伝えしました。
英会話は日本に住んでいる限り話せなくても何も問題は有りません。
しかし、英語が話せるようになると視野が広がり様々な情報に触れることが可能になります。
海外の人と話すと考え方の違いや様々な文化の違いを知る事が出来ます。
途中で辞めないこと、それが英語が話せるようになるために最も重要なことです。
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