英語の基礎!冠詞”a”と”the”の使い方を分かりやすく!

TheとA 英文法
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英語では名詞の前に”a” “an” “the”などの冠詞を付けます。

但し、その冠詞には様々なルールが有ります。

日本語には冠詞がないため中々その使い方を習得するのが難しいと思います。

このページでは、英語を勉強するときの基礎にも当たる”a””an””the”などの冠詞の使い方について分かりやすくお伝えしています。

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“a” “an” の使い方

“a”と “an”の定義は同じですが、”an”は母音”a” “e” “i” “o” “u”から始まる名詞の前につけます。

“a” “an”は特定の物を指していない場合、話題に初めて登場させるときに使い、「多くある内の一つ」を意味します。

Is there a hotel near here? (この近くにホテルはありますか?)

この英文からホテルを探していてまだどのホテルに泊まるか決まっていないと言うことが読み取れます。

そして、ホテルはこの世界にたくさんありますのでその中の一つと言う意味を”a”と言う冠詞を付けて表現しています。

She is a student. (彼女は学生です)

この場合は、たくさんいる学生の中の1人と言う意味で”a”と言う冠詞が使われています。

“the”の使い方

“the”の定義は「一つに決まる」です。

Can you close the door? (ドアを閉めて貰えませんか?)

この場合、ドアがその部屋に一つしか無い場合(または指し示すドアが明確にそれだと分かる場合)に使います。

I met a woman yesterday. (昨日1人の女性に会った)

The woman was so beautiful. (その女性はとても美しかった)

最初の文章の女性には”a”を使い、次の文章で”the”を使うことによってその女性を特定しています。

“a”と”the”の明確な違い

“the”の定義を突き詰めて行くと「それ以外にはない」と言うことを表現出来ます。

① This is the shirt he brought me.

② This is a shirt he brought me.

上記の英文はどちらも「これは彼が私に買ってくれたシャツです」と言う意味になりますが、①は彼が買ってくれたのは「1枚だけで、それ以外にはない」という意味を含みます。

②は、彼が買ってくれたシャツは他にもあり、「このシャツはその中の1枚」と言う意味を含みます。

“the”のイメージは多くの中から一つの物を特定する感じです。

冠詞が付かない名詞

名詞には基本的に”a” “an” “the”などの冠詞が付きますが、人の名前や国の名前などの固有名詞には冠詞が付きません。

他にも、曜日や月などにも冠詞は付きません。

しかし、国の中でも”the United States of America”(アメリカの正式名称)の様に冠詞がつく場合もあります。

また、全体を表す場合にも”a” “an” “the”などの冠詞が付きません。

I like dogs. (私は犬がすきです)

上記の文には「犬」という動物全部を表現しているため冠詞が付きません。

× I like a dog.

もし上記の様な英文を作ったとしたら犬全部の内の一匹という意味合いになってしまい変な英文になります。

まとめ

このように”a” “an” “the”などの冠詞には一定のルールが有ります。

何度も英語に触れてイメージしながら冠詞の使い方に慣れていきましょう。

“a” “an”のイメージは「その中の一つ」
“the”のイメージは「一つに決まる」です。

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